施設紹介
- トップ
- 施設紹介
水・みどり・空を体感できる新しい公園へ
大阪国際空港の南側に隣接する豊中つばさ公園『ma-zika』は、大阪国際空港周辺緑地事業の緩衝緑地2期事業の計画地となっています。
豊中市ではこの場所において、本市の観光名所の創出と大阪国際空港周辺の緑地整備を推進するため、自然豊かな緑地帯の環境を活かした公園づくりを進めてきました。
本公園は、真上を飛行機が通過するという特有の立地特性を持ち、迫力ある飛行機を間近で鑑賞する体験ができることが魅力です。水辺やみどりに囲まれた空間の中で、「水・みどり・空」を一体的に感じられることも特徴です。
航空機の安全な運航を前提に、騒音対策の機能を維持しながら、多くの方々が快適に過ごせる空間づくりにも配慮しています。
本公園の愛称について
本公園の愛称を募集した結果、837件の応募の中から、豊中市在住の2名の応募案を組み合わせて決定しました。
選定のポイント
- 「豊中」は豊中にある名所であることを示します。
- 「つばさ」は「空」「飛行機」「成長」「発展」など、本公園の特徴をイメージすることができ、ポジティブな印象を持つことができます。
- 『ma-zika』は、飛行機を間近で鑑賞できるという本公園ならではの魅力を表現した言葉です。さらに、「マジか!」という驚きの意味も込められており、言いやすさ、覚えやすさ、親しみやすさにもつながっています。『ma-zika』の『』は二重かぎかっこであることも特徴です。
- 周辺施設の名称と類似せず、本公園だけのオリジナルの愛称であることも選定の大きな理由です。
展望・芝生広場(BANK)(令和9年3月開園予定)
1年中みどり親しめる芝生広場のほか、芝生広場を囲う形で整備した本公園のシンボルともなる「BANK」を備える施設です。
「BANK」の上の園路からは、大阪国際空港の滑走路や公園内を一望でき、飛行機が着陸する姿を間近に見ることができます。
管理事務所(屋根付展望広場)


本公園の案内所を兼ねた管理事務所です。トイレ・授乳室などの機能を備えています。2階の屋根付展望広場は「BANK」とつながっていて、大阪国際空港の滑走路や公園内を一望でき、真横を通る飛行機を間近に見ることができる広場になっています。
管理事務所前には滑走路をイメージした通路を設けています。滑走路に沿って歩いて行くと広々とした展望・芝生広場(BANK)が視界一面に広がります。
- 展望・芝生広場(BANK)は令和9年3月に完成予定です。
- 管理事務所内にAED(自動体外式除細動器)を設置しています。
- 全面開園(令和9年3月予定)に合わせて、空港の歴史や航空機の情報などを発信するデジタルサイネージを設置する予定です。
マルシェ広場(屋根付広場)(令和9年3月開園予定)
キッチンカーや屋台が集まるほか、地元野菜や就航都市の特産品などの販売を予定している広場です。
マルシェ広場の一角には屋根付広場を併設し、快適に過ごすことができるエリアを提供します。
- 全面開園(令和9年3月予定)に合わせて、空港の歴史や航空機の情報などを発信するデジタルサイネージを設置する予定です。
イベント広場(令和9年3月開園予定)
月に1回程度、青空の下で飛行機を間近に感じながら参加できるアクティビティやイベントを開催する広場です。
地域や企業のイベントなどにも活用していただけるように、地元団体や企業等に対する貸出しを行う予定です。
遊具広場(令和9年3月開園予定)
インクルーシブ遊具や複合遊具など、様々な子どもたちが一緒に遊び、楽しむことができる遊具を設置する施設です。
遊具周辺には人工芝やゴムチップ舗装を整備し、快適に過ごしていただける環境を整えます。
ドッグラン(令和9年3月開園予定)
周辺のみどりを鑑賞しながら、愛犬を自由に遊ばせたり、愛犬と一緒に遊べるエリアとしています。
大・中型犬、小型犬でエリアを分け、安全で快適な環境を提供します。
飲食施設(令和9年3月開園予定)
長い時間、本公園でゆったりと過ごすことができるように設置する飲食施設です。
カフェやレストランなど公園と親和性のある飲食施設とし、オープンな雰囲気で、飛行機や空港、自然などがゆったりと眺められる広々とした空間があり、清潔感のある店舗形態とする予定です。
バーベキュー広場(令和9年3月開園予定)
飛行機や自然を感じながらバーベキューができ、楽しいひとときを過ごせる広場です。
航空機運航に支障を生じさせないため、煙の発生やバードストライクの観点から生ごみの発生に配慮が必要なことから、コンロや食材の持込みを禁止し、煙が出にくいコンロの設置や食材の提供を行う「完全手ぶら制」で運用することとします。
観察の森(万博レガシーの森)(令和9年3月開園予定)
緩衝緑地としての機能を備え、一部の自然林を残す形で再整備する緑地帯で、一角には2025大阪・関西万博で植えられていた樹木を移植したものを育成します。
自然の森(令和9年3月開園予定)
緩衝緑地としての機能を備え、一部の自然林を残す形で再整備する緑地帯となっています。
こうした趣旨から、散策用の場所として開放することとしており、ピクニックなど、この場所に滞在することを禁止する予定です。
学習の森


豊中市には、自治会やマンション管理組合などが管理する施設の緑化を支援するため、樹木の苗木などを配付する「緑化樹等配付制度」があります。
公園内には多種多様な樹木を植えていますが、この「学習の森」には、一般的に広く利用されている樹木選びの参考となる樹種を配置しています。
記念樹の森


昭和56年度から平成2年度にかけて、市民の出生や結婚、銀婚、金婚の記念として、「二ノ切池公園」と「原田南2丁目児童遊園」内に、市の木であるキンモクセイなどの樹木を記念樹として植樹していただきました。この“記念樹の森”は平成27年度に「原田2丁目児童園」の記念樹を移植したものです。
緑と食品のリサイクルプラザ(体験農園)
食品リサイクル法の理念や趣旨に基づき、学校給食の調理くずや給食の食べ残しなどに公園や街路樹などの剪定枝のチップを混ぜて堆肥「とよっぴー」(土壌改良材)を製造している施設です。この「とよっぴー」は、月2回程度公園内で有料配布しており、農作物や草花などの栽培に有効活用されています。
また、「体験農園」を併設しており、この農園では、期間限定で予約制により農作物の収穫等の体験ができます。
- 詳細については、豊中市WEBサイトをご覧ください